外伝(エンディング後)に登場するキャラをまとめました。
キャラクターイラストは随時追加予定です。
◆ジルベール
- 本名:ジルベール・ナタナエル・フォン・スフェーン
- 年齢:17歳
- 身長:173㎝
- 誕生日:2月1日(水瓶座)
- 血液型:B
王配クロードとスフェーン女王バイオレッタの間に生まれた息子。
スフェーン大国第一王子。第一王女であるレシュノルティアの弟。リアリトスのいとこ。
スフェーン大国の継嗣にして宮廷画家ロザリーネに師事する「絵描きの卵」でもある。
皮肉屋な性格で、古くからの規律や伝統よりも自由を愛する。
趣味は師匠やその愛弟子たちと写生に出かけること、師匠の画室に通って絵画や彫刻を制作すること。城を留守にすることが多いため、民からは「放埓な王子」と呼ばれている。
絵を描く時は口数が少なくなり、さらにつっけんどんで不愛想になる。
おしゃべりな人間や欲深な女性が嫌いで、肩書や権力目当てに接近してくる輩のことはお得意の毒舌で一掃する。
父親である王配クロードを嫌厭しており、彼とは事あるごとに反目し合う間柄。
野心家のシネラリアとは些細なことから喧嘩に発展することが多く、ジルベール自身彼女のことはあまり得意ではない。
リアリトスやレシュノルティアなど、心を許した者の前では年相応のリラックスした表情も見せる。
自身を「罪人の息子」と思い込んでいるため、恋愛や色事には非常に消極的。他のきょうだいたちとは大きく異なる自らの外見に強いコンプレックスを抱いている。
本人は絵描きになることを望んでいるものの、将来は自由を棄てて玉座に上るさだめにある。
***
◆リアリトス(左)
- 本名:リアリトス・ロラン・フォン・アルマンディン
- 年齢:23歳
- 身長:179㎝
- 誕生日:6月24日(蟹座)
- 血液型:O
アルマンディンの第一王子。レシュノルティアとジルベールのいとこにあたる青年。父は王配アスター、母はアルマンディン女王クララ。厳格で理知的な両親のもと、幼少期から次期国王となるための教育を受けて育つ。
気さくな性格で、文武両道・知勇兼備を地で行く好青年。
レシュノルティアのことは親しみを込めて「レシュ」と呼んでおり、彼女からも「リア」の愛称で慕われている。
レシュノルティアとは親が決めた許婚同士で、リアリトス自身も彼女に対してただの幼馴染以上の感情を持っている。
が、レシュノルティア本人が極度の恥ずかしがり屋であるため、アプローチは失敗に終わってしまうことも多い。
ジルベールのよき相談相手であり、彼にとっては頼れる兄のような存在。
◆レシュノルティア(右)
- 本名:レシュノルティア・モルガーヌ・フォン・スフェーン
- 年齢:21歳
- 身長:160㎝
- 誕生日:9月14日(乙女座)
- 血液型:A
スフェーンの第一王女、ジルベールの姉。『大陸一の美姫』と謳われる可憐な姫君。
ロマンチストな両親に似て夢見がちなところがあるものの、長姉らしくしっかり者。
奥手な性格で恥ずかしがり屋。聡明で賢い才媛だが、男子禁制の薔薇後宮で厳重に守り育てられてきたために男性が少々苦手。弟であるジルベールは唯一対等に話ができる男性で、彼の絵の才能や技術に対しては素直にすごいと思っている。
幼少期からの許婚であるリアリトスのことを慕っており、彼の両親であるアスターやクララのこともまるで実の家族のように敬愛している。偏屈なジルベールを手なずけられるだけの度量と大らかさとを兼ね備えており、彼自身もレシュノルティアに対してだけは親密かつくだけた態度を取る。
***
◆シネラリア
スフェーンの第二王女。19歳。レシュノルティアの妹、ジルベールの姉。
勝ち気な性格で野心家。弟ジルベールとは幼いころから喧嘩ばかりしてきた間柄で、互いに成人を迎えた今でも何かにつけて彼のことをからかいたがる。
父クロードと母バイオレッタの婚姻に関して疑問を抱いており、いつまでも恋人気分の抜けない二人に対してやや呆れている。
憧れの女性はアルマンディン女王クララで、理知的かつクールな女性になるのが夢。
◆イベリス
スフェーンの第三王女。15歳。
癖のないまっすぐな銀髪に柔らかなライラックピンクの瞳を持つ。
読書が好きな「本の虫」で、姉妹の中では最も内気。父親に似て勤勉かつ博識なところがある。
シネラリアほど我が強くなく、物静かでおとなしい。書庫の蔵書を読むのに必死で、用事がなければ滅多に薔薇後宮から出てこない。
◆リラ
スフェーンの第四王女。13歳。
波打つ銀髪にくっきりとしたサファイアブルーの瞳を持つ、おてんばな末姫。
おしゃまな性格で甘えたがりだが、意外と行動的な面も。末姫らしく両親の関心を引くことに長けており、幼少期は父親との結婚を夢見ていたほどだったが、ジルベール曰く「最近では男に対してなかなか辛辣」らしい。
クロバイの子供は一男四女です。子供の数が多いのはすみれの花が多産であることにちなみます。