第二章 魔王城での暮らし

あとがき

今回はルビ地獄でした。「これは読んでる方も疲れるかもしれない」と思い、ふりがながいらないところはできるだけルビを使わないことにしましたが、それでもなかなかに多いですね。

グラシアンは仕事人間なので、基本的に「女より仕事」です(しかも若干ワーカホリック気味)。ただしそこに惚れている宮廷人(あるいは部下)もいっぱいいます。「休憩室ではゆっくり堪能できないから」というのもあるけど、「仕事中に色事に耽るのは君主のやることではない」という考えが根底にあるんですよね。なのでネグリジェ姿のロゼールがのこのこ入ってきてもこの対応です。

激務を終えたあとはおいしい宮廷料理と美酒(赤ワイン)でエネルギーチャージするのがグラシアンなりのちょっとした愉しみだったりします。食事=娯楽と考えているため、食べ物には意外とうるさいかもしれません。

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